瀧内賢さん著書「これからのSEO内部対策-本格講座」の要約・書評をこの記事にまとめます。
SEO対策ってどうしたらいいの?
記事の検索順位を上げるには?
自身の経験を交えながら本書を最大限に有効活用する方法を解説します
ナラ
まずそもそも、
SEOとは何か?
そんな問いにあなたならなんて答えますか?
ココ
ナラ
一応、ネットで調べてみるとSEOの定義は以下のように書かれています。
SEOとはSearch engine optimization(サーチエンジン最適化)の略であり、対象とするWebサイトがターゲットとする検索語について主要なWebサーチエンジンで上位にヒットするように、そのWebサイトの作り方を最適化するテクニック、あるいは、そのためのコンサルテーションのことである
ただ、言葉の定義がわかっても、「じゃあどうすればいいの?」がわからなければ意味がありません。
そんなSEOを学ぶために手に取ったのが、「これからのSEO内部対策-本格講座」です。
本書は数あるSEO対策の中でも普遍性の高いルールを厳選して紹介しているので、SEO対策の模範解答としてとても有用です。
この記事では特に、ブログに役立つ具体的なヒント、実践的な知識を中心に書評・要約として紹介します。
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「これからのSEO内部対策」の要約と注意点
本書を読み進める前に知っておくべきことは、本書はブログ中級者向けの本だということです。
ブログをまだ作ったことがない、作って間もない、という初心者には難しい用語が多く不向きかも知れません。
そもそもSEO内部対策とSEO部対策それぞれの違いは何か?
ココ
ナラ
おすすめはブログ50記事を書いてからを読むことです。
本書は特に、SEO内部対策に特化したノウハウが書かれた本です。
検索エンジンが日に日にアップデートされ、記事のタイトルや見出し、リンクの階層構造といったコンテンツの重要度が増してきています。
既にブログをある程度作った実績があれば、「コンテンツの質をもっと上げるにはどうしたらよいか?」という視点で学ぶことが出来ます。
これからのSEO内部対策-目次-
- SEO対策の現状はどうなっているのか?
- これからのSEO対策に求められること
- SEOの本質(骨子)とは何か?
- アルゴリズムの変化と方向性
- 内部対策と外部対策の位置関係や重要性
- 外部対策の必要性とGoogleの真意とは
- これから始めなければならない内部対策とは
- SEO内部対策の基礎構築:細胞や組織を活性化させる
- 上位表示に最も重要なのはtitleの付け方
- 理想的なdescription(=スニペット)の付け方
- h1タグの効果的活用方法
- h2以降の見出しタグにおける効果的活用方法
- テキストの評価を最大限に引き出すために
- imgタグの正しい使い方
- パンくずリストを作る
- SEO内部対策の応用・発展:器官にメスを入れる
- URLやドメインもSEOアルゴリズムの1つ
- Above the foldを意識したページレイアウトを設計する
- ドメインの安全性を保持+正規化
- キャッシュをコントロールする
- モバイルフレンドリーなWebサイトへの変革
- 共起関係の言葉を用いてページ全体を整える
- キーワード出現率をチェックする
- 404エラーページをなくす + 404エラーページを作成すること
- SEO内部対策の全体・総合:体全体のバランスを整える
- Webサイト全体を設計する
- デスティネーションファーストに基づいたページ設計
- 内部リンクを設計する
- コピーコンテンツを回避する
- W3Cでソースコードチェック
- サイトマップを作成する
- SEO外部対策の現状はどうなっているのか?
- 被リンクの数と種類を把握し対策を講じる
- 被リンクの基本設計を行う
- アンカーテキストの比率を分散させる
- 被リンクと時間軸との関係性
- Webサイト全体としてのリンク設計
- 【内部対策を更に活かすための外部対策】の手順
- 外部対策の実践:サイトテーマの決定
- 外部対策の実践:衛星サイトマップを設計する
- 外部対策の実践:被リンクの否認(非承認)を行う
「これからのSEO内部対策」で最も重要なブログタイトル
SEO内部対策のなかでも最も基本で最も重要なのが記事タイトルと見出しです。
「これからのSEO内部対策」ではブログタイトルや見出しの正しい付け方を丁寧に解説しています。
ココ
ナラ
SEO対策には優先順位があります。
どんなに素晴らしい文章をかけても、タイトルと見出しの付け方が悪いと検索順位はいつまでも上がりません。
自分がこれまで従ってきたやり方は本当にあっているのか?
あの有名ブロガーさんが言っているタイトルの付け方は間違ってないか?
SEO内部対策のプロが推奨するタイトルの付け方が気になる…
そのような疑問を少しでも解消したい人に本書は役立ちます。
「これからのSEO内部対策」で間違いを正す
SEO対策には正解パターンがいくつかあり、「これだけやっておけばいい」という絶対的なものはありません。
一方で、SEO内部対策にはやってはいけない「明らかな間違い」というのもあります。
例えばhタグ(見出し)の使い方です。
ココ
ナラ
hタグの階層構造まで意識したことがない…
文字を装飾するノリでhタグを使っていた…
hタグとその後に続くテキストに関係性があるの?
他にも、記事の構成やHTMLの役割には決まったルールがあり、誤りを放置するとせっかく書いた記事も無駄になってしまいます。
「これからのSEO内部対策-本格講座」でブログの答えあわせをするとPVや収益に直結する効果を得られます。
SEO内部対策の知識を理解して正しいやり方で記事のリライトを進めるのがブログのアクセスアップのポイントです。
▼ブログのリライトも間違ったやり方をすると逆効果
【やりがち】ブログのリライト失敗事例まとめ【逆にアクセス落る?】「これからのSEO内部対策」でサイト設計を学ぶ
個別の記事一つ一つのタイトルや見出しを整えることだけがSEO内部対策ではありません。
サイト全体の設計を最適化することがこれからのSEO内部対策では重要な要素となっています。
ココ
ナラ
たとえば京都観光のサイトを作るとします。
先ず最下層にくるのが個別の観光地(お寺訪問の感想、レストランのレビューなど)の記事です。
・○○寺の観光情報|行き方、入場料、所要時間まとめ
・○○通りにあるおすすめお土産屋さんはここだ
・レストラン○○でランチを食べてきた|メニュー・価格・気になるお味は?
その上の層に、これら個別記事をまとめたテーマ別旅行プランの記事がきます。
・秋の紅葉目当ての京都旅行おすすめスポットまとめ
・2泊3日で行く京都旅行のおすすめコース
・京都にある坂本竜馬ゆかりのおすすめ観光地
さらに上位の層にはもっと抽象的に京都旅行のオススメスポットをまとめた記事がきます。
・京都旅行おすすめ観光地まとめ
このように、個別具体的な記事とまとめ記事の階層構造を意識して内部リンクでつなぐと、読者が読みたい記事にすぐにたどり着けるようになります。
「これからのSEO内部対策」ではサイト設計の入門編ともいうべき基本的な考え方が分かり易くまとめられています。
「これからのSEO内部対策-本格講座」書評・要約まとめ
最後に一つ、残念なお知らせです。
本書に書かれているSEO内部対策を忠実に実践してもサイトの検索順位は上がりません!
ココ
ナラ
肝心のコンテンツが良質でなければSEO対策は効果を発揮できません。
でもそれを逆に言うと、本書に書かれていることさえ守っていれば良質なコンテンツ作りに集中できるということになります。
自分の書いた文章がそれを必要としている人に読まれ、誰かの役に立っている。
「良質なコンテンツを作ること」に集中できたらブログを継続するモチベーションも維持しやすくなるのでオススメです!
【ブログ本】初心者が着実にステップアップするための厳選10冊
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